こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
不動産業界で働く営業マンに欠かせない資格といえば、「宅地建物取引士(宅建士)」。お客様に安心して契約していただくための「信頼の証」ともいえる国家資格です。この、宅建士の資格試験が今週末の10月19日(日)に控えており、センス・トラストからも何人かのメンバーが受験を予定しています。
今回の記事では、そんな宅建士の資格についてわかりやすく解説!受験を控えて日々勉強に奮闘するメンバーたちのコメントと合わせてご紹介します!
宅建士とは? 不動産取引を支える国家資格

「宅建士」は、不動産に関連する唯一の国家資格のことで、正式名称を「宅地建物取引士」といいます。試験に合格しただけでは名乗ることはできず、都道府県知事への登録と「宅地建物取引士証」の交付を受けてはじめて正式に宅建士として業務を担うことが可能です。
例えば、私たちが家や土地を売買・賃貸する際には、契約前にさまざまな手続きが必要です。これらのうち、法的制限や権利関係などの「重要事項の説明」や、その内容をまとめた「重要事項説明書」「売買契約書」「賃貸役契約書」などへの記名・押印が行えるのは、法律によって宅建士のみと定められています。つまり、宅建士は取引の透明性を守り、安心して契約できる環境を整える「不動産取引の公的な専門職」です。
なぜ資格が必要なの?法律で決まっているワケ
日常の買い物とはまったく異なる不動産取引。金額が大きく、契約内容も複雑で、専門知識がなければ判断を誤るリスクが高い取引のため、宅建士が介入して契約前に「重要事項」を正しく説明することで、消費者が不利益を被らないようにしています。つまり、宅建士は法律の専門知識をもって、消費者保護の最前線に立つ存在というわけです。
また、不動産購入者の利益を保護する法律「宅地建物取引業法」では、「事務所ごとに、従業員5人につき1人以上の宅建士を設置すること」が定められています。宅建士がいなければ、重要事項の説明や契約の締結といった中心業務を行うことができず、会社として不動産取引を継続することができないのです。
つまり、宅建士は「持っていると便利な資格」なのではなく、「いないと業務が成立しない資格」であり、不動産取引という大きな金額と信頼を扱う仕事を、法のもとで適正に進めるために必要不可欠な存在だといえるでしょう。
宅建士になるには?気になる試験の内容と難易度
宅建士になるには、まず国家試験である「宅地建物取引士資格試験」に合格する必要があります。
試験は毎年10月。年に一度しか行われない試験なので、受験を考えている人は試験日に照準を合わせて計画的に学習を進める必要があるでしょう。
毎年20万人近くが受験する人気資格ですが、合格率は15〜18%前後でやや難易度の高い資格と言えるでしょう。目安となる合格点は年度によって変動しますが、例年は50問中35点前後がボーダーライン。おおよそ7割の正答率を目指すのが基本と言われています。
法律系の内容が多い試験ですが、暗記だけでなく「実際の取引でどう判断するか」という応用力も求められます。しかし、問題の傾向は安定しているため、きちんと勉強の時間を確保して過去問を中心に学習を重ねれば、働きながらでも十分に合格を狙える資格です。
資格取得に挑戦中の仲間たち
不動産取引のプロフェッショナルとして必須資格である「宅建士」。センス・トラストでは、すべての営業スタッフに資格取得を義務付けており、今年は13人のメンバーが試験に挑みます。そんなみなさんに、受験に対する意気込みをお聞きしました!

池田(大阪本社):今回で3回目の挑戦になります。本格的に勉強を始めてから、毎日最低3時間は机に向かっています。参考書は『出る順 宅建士』をメインに使っています。今年は例年より手応えがあります!

金澤(大阪本社):宅建業法と法令上の制限については、ようやく全体像がつかめてきました。最初の模試は24点でしたが、その後31点、33点、34点と少しずつ上がってきています。先輩の衣川さんからも「かなり順調だし絶対合格できるよ!」と励まされていて、自信がつきました。「答えがある問題は、しっかり覚えきることが大事」というアドバイスもいただいたので、残りも頑張りたいです。

髙野(大阪本社):最近は退勤後に4〜5時間勉強しています。仕事と両立しながらなので大変ですが、やるしかないという気持ちで続けています。まだ不安もありますが、ここまできたら最後まで突っ走りたいですね。

近藤(京都支社):朝少し早めに出社して1〜2時間勉強し、帰宅後もできるだけ時間を確保しています。平均して1日2〜3時間くらいでしょうか。特に宅建業法と民法の分野で満点を狙いたいと思っています。苦手分野を潰しながら、直前期は過去問中心で仕上げる予定です。
林(京都支社):仕事が終わったあとに2時間ほど勉強時間を取っています。周りも頑張っているので、切磋琢磨してがんばりたいですね。

田中我空(東京支社):1日最低2時間は勉強時間を設けています。仕事と勉強の両立は大変ですが、今年こそ合格するべく、最後の追い込みをかけたいと思います!
試験日が近づくにつれ、出勤前や退勤後のオフィスでは、参考書を片手に勉強へ励む姿が日常のひとコマに。時折、先輩社員が声をかけてアドバイスをしたり励ます様子も見られ、社内全体でメンバーの合格を応援しているのが伝わります。
そんな様子がリアルで伝わる密着動画はコチラ! 結果発表もセンス・トラスト公式YouTubeで公開予定ですので、ぜひご期待ください!
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