こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
今回は、2025年7月1日付でセンス・トラスト大阪本社の財務部にマネージャーとして入社した、宗方勇樹にインタビュー! 成果が出ずに苦しんだ新卒時代、心が折れそうになる状況を打ち破った秘訣、仕事をする上で大切にしていること、今後の展望などたっぷりと語っていただきました!
「成長したい」という想いを成功につなげた新卒時代

──大学卒業後、金融業界で働こうと思った理由を教えてください。
うーん…特に格好いい理由はないんですよね。(笑)正直、当時の僕にはやりたいことがまったく無かったのですが、何がやりたいのかわからないからこそ、いろいろな業界に携われる仕事がいいのではと思って、地域金融機関に就職を決めました。
──金融業界に飛び込んでみていかがでしたか。
金融機関というと初めは窓口業務のイメージが強かったんですが、個人のお客様に預金の提案をしたり、法人のお客様とやり取りをしたりと、いろいろな仕事があることを初めて知りました。その中で、金融機関がどのように成り立っているのか、お金の流れをひと通り知ることができ、よかったなと思います。
仕事は本当に大変でしたが、一人前の社会人になりたいという思いもあったので、新しい仕事を覚えていくことがとても楽しかったです。
──その中で、宗方さんは新規の法人開拓を担当されていたそうですね。大変だったことや苦労されたことはありましたか。
新規の法人開拓は一からの交渉が必要なので、一番大変な仕事だと言われています。僕自身、最初の頃は全くうまくいかなくて、成果ゼロの状態が半年近く続きました。社内では厳しい言葉をかけられることもありましたし、お客様から追い返されることも幾度となくあり、何度も挫折しそうになりました。
──その状態をどのように打開したのでしょうか。
精神論みたいになってしまうのですが、「気合い」という言葉に尽きると思います。自分自身を成長させたいという思いと、企業様と対等にビジネスをしたいという前向きな闘志が支えになっていました。また、身近に目標とする先輩などもいたので、やり方を教わったり、真似したりしながら、トライ&エラーを繰り返すうちに、少しずつ形になっていったという感じです。
最初の契約は入社から半年後でした。お客様は大阪でとても有名なマンションディベロッパーで、何度も断られていたんですが諦めずに10回、20回と連絡をし続けたんです。そのうちに「おもしろい奴やから話聞いたるわ」と言っていただけて、結果的に、当時の社内でもかなりインパクトのある大きな契約を取ることができました。今でも忘れられない取引のひとつです。
不動産業界の未来に可能性を感じ、センス・トラストへ

──多くのお客様に融資のサポートや財務のアドバイスをされてきたと思いますが、その中で宗方さんが一番大切にしていたことは何でしょう。
お客様一人ひとりの課題にしっかり向き合う「ソリューション営業」、つまり課題解決型の営業を一番大切にしていました。ただ提案するのではなく、「今、お客様が本当に困っていることは何か」を丁寧に聞き取ることから始めていました。
金融機関にとって「聞く力」はとても重要で、そこから信頼関係が生まれ、紹介や新しいつながりにも広がっていくと感じています。もちろん、銀行としてできることには限りがありますが、その中でもどうすればお客様の課題に対して、100点の形で応えられるのか、できる限り寄り添い、解決策を一緒に探していく姿勢を大事にしてきました。
──今まで出会った上司・同僚・お客様の中で、「この人から学んだな」と思う人物はいますか。それはどのような学びだったのかお聞きしたいです。
前職で一番お世話になった上司の方から、社会人としてのいろはや理念について学ばせていただきました。特に心に残っているのが、「感謝の対義語は当たり前」という言葉。
どんなことでも当たり前のことはないということ。「仕事でも何でも常に感謝の気持ちを大切にして、周りを巻き込んでいきなさい」という教えは、今も大切にしています。
──前職では多彩な経験を積まれてきましたが、そこからセンス・トラストに入社することになった経緯をお聞かせください。
前職では最終的に不動産融資に特化したセクションに所属しており、その経験を通して自分自身も不動産業界の魅力を強く感じるようになりました。今後も伸びていく業界だと確信していましたし、自分のキャリアを重ねるうえでも希望を持てる分野だと感じていたんです。
また、センス・トラストの今中社長とは5年以上前からお付き合いがありました。社長は言葉にしたことを必ず実行に移される方で、有言実行を地で行くタイプなんです。若くして関西の経営者として注目を集めていましたが、まったく驕ることなくとても謙虚で誠実な印象でした。
その姿勢は会社がどれだけ大きくなっても変わりませんでした。そんな今中社長に強く惹かれ、いつしかファンになっていたんです。「この人と一緒に働きたい」と思って転職を決意しました。
誠実に挑み、信頼で期待に応えていく

──実際にセンス・トラストで働いてみていかがですか。社内の雰囲気やカルチャーなどで驚いたことなどあればお聞きしたいです。
創業期の小さなオフィスの頃から知っていたので、入社して社内のさまざまな体制が整っていること、特に社員の多さに驚きました。前職で中小企業を数多く見てきましたが、いわゆるパワープレーヤーと呼ばれる社員がいて、個人の頑張りで会社の売上が立っているケースも多かったんです。
しかしセンス・トラストは営業メンバーに限らず、コーポレートメンバーも含め、社員一人ひとりがさまざまな専門性を持ったプロフェッショナル揃いです。それぞれのスキルが高く、それが会社の力になっているのを感じました。社員一人ひとりが今中社長の掲げる信念や理念に共感し、同じ方向を向いて走っている。だからこそ勢いがあるのだと思いましたね。
──財務という立場から見て、センス・トラストがもっと成長していくために「ここを強くしていきたい」と思うことはありますか?
創業7期目でここまで売り上げを伸ばしている会社は決して多くはありません。しかも、急成長しすぎると金融機関がなかなかついてきてくれないケースも多いなか、うちはすべてのお取引銀行さんと良好な関係を築けています。それはこれまでの実績や信頼の積み重ねがあるからこそ、ご支援していただけているのだと思います。
その中で、今後さらに会社を大きくしていくことを考えると、やはりより骨太な会社づくりをしていかなくてはなりません。そこに対してしっかりとした財務政策を施していく必要があると思います。
──現在の財務部マネージャーという立場で、前職での経験が活きてると感じる場面はありますか。また反対に「これは新しい挑戦だな」と感じることがあれば教えてください。
前職での経験があるので、銀行側の考え方や視点を理解したうえで、こちらの立場としても提案ができる点は大きいと感じています。お互いの気持ちを理解し合えるからこそ、調和の取れた提案ができ、取引もスムーズに進められると思います。
一方で、「新しい挑戦だな」と感じるのは、自分自身がこれまでサポートする側だった不動産の現場に踏み込むことです。前職で多くの不動産業者様を担当してきた経験とご縁を活かしながら、今後は自分自身でも買取再販などにもチャレンジしていきたいと考えています。
センス・トラストには、財務マネージャーという肩書きにとらわれず、枠を超えて挑戦できる寛容さがあり、その環境もまたこの会社の大きな魅力のひとつだと感じています。
──宗方さんにとって「信頼できる人」とはどのような人ですか。
信頼できる人とは、「有言実行」を体現する人だと思います。最後までやり遂げたときにこそ、本当の信頼関係が生まれると思うのです。
もちろん自分自身も、そうした姿勢は常に意識しています。口にしたことは必ずやり遂げる。その積み重ねが、信頼を築く一番の近道だと思っています。
──最後に、センス・トラストで宗方さんが今後チャレンジしてみたいことや展望などがあればお聞きしたいです。

会社としては、将来的に不動産だけではなくさまざまな分野で日本中に活気や感動を届けていきたいというビジョンを持っております。
その中で僕自身も、これまで培ってきた経験や知識を活かしながら、ほかの事業領域で会社に貢献していくことができれば嬉しいですね。
センス・トラストでは、一緒に夢を追いかけるメンバーを随時募集しています。
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