こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
今回は、4月1日付でセンス・トラスト東京支社に入社した重吉香穂にインタビュー!大学時代・前職での経験、センス・トラスト初の女性営業として入社した意気込みなど、さまざまな話を語ってもらいました。
人とのご縁を大切にし、弁護士事務所の立ち上げに打ち込んだ大学時代

── まず、大学での学生時代についてお聞きしたいです。どのような学生でしたか。
私は石川県出身だったので、京都の大学進学後にはじめて親元を離れてひとり暮らしをしました。知り合いも友だちもいなくて、本当にゼロからのスタートだったんです。でも、いざ大学生活が始まってみると、同じようにひとり暮らしをしている人や学部の人たちともすぐに仲良くなりました。複数のサークルにも入って、ほかの大学の学生たちとも交流したり、とにかく積極的に交友関係を広げていましたね。
── 大学時代に熱中したことや、印象深いエピソードがあればお聞きしたいです。
大学時代で特に思い出深いのは、京都の弁護士事務所でのアルバイトです。最初は日中の事務的なお手伝いをしていたのですが、その中で一番やり手の先生が独立することになり、私がゼロから立ち上げのサポートをさせていただくことになったんです。
スケルトン状態のオフィスから始まり、パソコンを買いに行ったり、ネット環境を整えたりと、事務所の立ち上げに携わることができました。大学3年の後半は、授業の合間を縫って本当に打ち込んでいたと思います。とても尊敬できる先生で、社会人としてのマナーや労務の知識をしっかり教えていただき、忙しいながらもやりがいを感じられる良い経験になりました。
── そこから不動産業界に興味を持ったのには、どのようなきっかけがあったのでしょうか。
きっかけというより、不動産はもともと自分にとって「身近な存在」だったんです。私の叔父が東京で不動産会社を経営していて、私の両親も投資用の不動産を購入していました。大学で京都に住む際にも、自分で物件を探した経験もあって、生活の中に不動産が根付いていたんです。
それに、不動産は私たちの生活に欠かせない「衣食住」の「住」に関わる部分。疲れて帰ってきた時に心が安らげたり、安心できる大切な居場所で、そういう部分にも魅力を感じていました。いざ仕事をするとなった時、ほかの業界を想像するよりも不動産業界で働く自分が自然だったんです。
人との「関係づくり」が自分自身の強み

── 実際に不動産業界で働いてみていかがでしたか。大変だったこと、苦労されたことなどお聞きしたいです。
大学卒業後は、叔父の経営する不動産会社に就職しました。収益レジデンスを扱う会社で、その中で私はPM・BMを担う部署に所属して、新規開拓を任されていました。また、会社で保有する1棟レジの仕入れにも携わりました。法人・個人を問わず、地主さんなどへの開拓営業を行うのですが、最初の頃は知識も経験もないので大変でしたね。
でも、それをカバーするには行動量を増やすしかないと思い、紹介も含めてとにかくたくさんの人に会うことに注力しました。開拓をしつつ、オーナーさんとの商談も進め、簡単なことではなかったけれど、入社後半年ぐらいで営業成績1位を取るぐらいには成長できました。まずは自分が動く、こまめに連絡を取るなど、信頼関係を築く力がついたと思います。
途中、産休・育休でキャリアブランクがありましたが、復帰した後も変わらずお付き合いいただける取引先の方たちがたくさんいて、本当に感謝しています。ただ、子どもの突然の体調不良で思うように働けない時が多々あり、その時は苦労しましたね。また、朝と夕方は子どもの送り迎えをして、夜は子どものお世話をして、寝かしつけた後に仕事をしていたので常に時間に追われていました。
── 重吉さんは、区分マンションや戸建て住宅のリノベーション経験もあるそうですね。
そうなんです。プライベートで、一戸建てや区分マンションを複数リノベーションした経験があります。今はそれぞれ賃貸として貸しているんですよ。
夫も不動産営業マンで、私たちは普段から不動産のことで頭がいっぱいなんです。一緒に街を歩いていても、「ここの土地何が建つんだろう」「この物件どうやったら売れるんだろう」と、そんなことばかりを話しています(笑)。
また、この10年間で7回も引っ越しを繰り返し、いろんな家に住んできました。その時の環境に応じて常に家にはこだわって生きてきました。
── まさに不動産が「天職」という感じですね。これまでの多彩な経験がご自身のどのような強みになっていると思いますか。
一番の強みは「人とのつながり」だと思っています。前職では、とにかく人に会うことに全力を注いでいて、交流会やゴルフコンペなど積極的に参加し、体を壊すほど打ち込んだ時期もありました。名刺アプリを見返すと、これまでおよそ2,000人の方と名刺交換をしていたほどです。
その時に築いたつながりが、転職後の今も大きな財産になっています。「重吉さんとまた一緒に仕事がしたい」と声をかけていただけることも多く、改めて不動産業界において人との関係がとても大切なことを実感しています。
── 信頼関係を築く上で、重吉さんが大切にしていることは何ですか。
相手の話をよく聞くことはもちろんですが、オープンマインドでありのままの自分をさらけだすことを心がけています。だからこそ、相手も自然と心を開いてくれるのではないでしょうか。
また、ちょっとした手土産を自分で用意したりと、細やかな心配りも大切にしています。「営業力」というよりも、こうした積み重ねが自分らしさであり強みだと思っています。
これまでに築いた人とのつながりを武器に、センス・トラストで新たな経験を積んでいく
── そこからセンス・トラストへ入社することになった経緯を教えてください。
前職で経験を積むにつれて、もっといろいろなことに挑戦してみたいという気持ちが強くなりました。特に、不動産売買に携わりたいという思いがあり、転職を考えるようになったんです。
センス・トラストのことは当時から知っていて、SNSなども頻繁にチェックしていました。すごく成長している会社だという印象があったのですが、ある時、不動産業界のゴルフコンペでセンス・トラスト東京支社の大野さんにお会いしたんです。そして、話をしていくうちに、なんと私が家族ぐるみで仲良くしている人と大野さんが、大学時代の先輩後輩だったことが判明。そこから一気に距離が縮まり、よりセンス・トラストに興味をもち始めた頃、大野さんに今中社長を紹介していただいたんです。今中社長の熱いオーラとパワー、大野さんの素敵な人柄がより入社したいという思いを強くさせました。そこからとんとん拍子で話が進み、4月1日から入社することになりました。
──センス・トラスト初の女性営業で、なおかつお子さんもいらっしゃるということで、働く上で会社から待遇面での配慮やアドバイスなどはありましたか。
センス・トラストは水曜と日曜が定休日なのですが、私は子どもがまだ保育園なので週末は働くことができないため、土日休みに変えていただきました。また、家族の予定がある場合には、そちらを優先にしても良いと言っていただき、ありがたかったですね。
入社に際して、今中社長から「家族を大切にするように」と言われました。「一番身近な人を大切にできなければ、仕事でほかの人を幸せにすることはできない」という言葉が印象に残っています。
──実際にセンス・トラストに入社してみていかがでしたか。
東京支社は営業5人、コーポレート3人の8人体制で、みんながとても優秀でプロフェッショナルな人ばかりです。藤巻さん・大野さん・田中汰一さんは30代前半にも関わらず、知識・経験が豊富で本当に圧巻されます。田中我空さんとは2人で切磋琢磨しながら3人の上司の背中を追いかけて毎日仕事に取り組んでいます。
もちろん社内の雰囲気もとても良くて、自分が案件で困っていたら快く助けてくれたり、アドバイスをしてくれるんです。みなさんが親切でとても働きやすいですね。
── 前職の経験を、センス・トラストでどのように活かしていきたいですか。
不動産業界は人とのつながりがとても大切です。私が前職での経験を活かすとしたら、やはり人とのご縁が武器になると思います。
「センス・トラストに入社したんですね!」「重吉さんが入ったならぜひ関わらせてください」とお声がけくださる方がとても多く、これまで築いた人とのつながりが自分にとっての財産であることを実感しています。
不動産業界で働くママとしてのロールモデルを目指したい
── 母親として働く中で、大切にしていることや日々意識していることはありますか?
不動産業界の仕事はとても忙しく、会食などで帰りが遅いことも多かったりと、平日は子育てを夫任せにしてしまうことも少なくありません。ありがたいことに夫は快く応援してくれていますが、平日に関わる時間が少ないからこそ、休みの日は全力で家族と向き合いたいと思っています。
「ママだから」という理由で気を使わせたり、過度に配慮されたりするのは本望ではありませんし、一営業として見てもらえるように、仕事中は子どものことを考えず、完全にモードを切り替えて集中しています。「ママだから仕方ないね」ではなく、「ママなのにすごいね」と思ってもらえる存在でありたいんです。
──不動産業界において、女性ならではの強みや価値を感じた経験はありますか。 反対に苦労したこともあったのでしょうか。
不動産業界は男性が多く、交流会などに参加すると、男性がほとんどです。働きはじめたばかりの頃は戸惑うこともありましたが、自分から積極的に飛び込むように意識していました。
女性が少ない業界だからこそ逆に目立つし、覚えてもらいやすい。教えていただいたり、支えていただいたりすることも多く、女性であることがプラスに働いていることの方が多いのではないでしょうか。
何より私はゴルフもお酒も大好きで、中身が「おじさん」なんです(笑)。女性だからといって不自由を感じたり苦労をした経験は一切ないですね。
──重吉さんが仕事をするうえで、大事にしている信念やモットーはありますか?
出会った人のことをしっかり覚えておくということです。基本的には一度会って話をした人のことは忘れません。その人が好きなものや嫌いなもの、出身地や誕生日、どのような仕事に取り組んでいるのかを具体的に覚えておくように心がけています。
自分のことを覚えてもらえていると、誰でも嬉しいものですよね。最近は記憶力が不安なこともありますが、仕事で関わった人のことはきちんと記憶するようにしています。
── 最後に、今後の展望について教えてください。センス・トラストで挑戦してみたいことや、5年後、10年後に目指している自分の姿はありますか。
まずは、不動産業界で働くママとして、ロールモデルになりたいと思います。「センス・トラストには女性の営業が活躍している」とみなさんに知っていただけたら嬉しいですね。
仕事の目標としては、これまで経験のない不動産開発の分野にも携わってみたいですし、関東圏におけるセンス・トラストの認知度をもっと広めていきたいとも思います。そのためには、とにかく自分から足を動かして行動量を増やしていくこと。そして、さらに幅広い知識を増やしていかなければなりません。相場感やセンスは経験を積んでいかなければ身につかないので、楽しみながら経験値を上げていきたいと思います。
センス・トラストについてもっと知りたい方は、ぜひYouTubeチャンネルもご覧ください!
https://www.youtube.com/@sense_trust
センス・トラストでは、一緒に夢を追いかけるメンバーを随時募集しています。
新卒・中途問わず、ご興味ある方は以下よりご応募ください。
Instagramも運営中!
ぜひフォローをお願いします!