こんにちは! センス・トラスト株式会社です。
私たちは「想像を超える、未来の創造」を理念に掲げ、京阪神間を中心に不動産の買取再販、売買仲介、コンサルティング、リフォーム等の事業を展開しています。
そんな私たちの会社の魅力をお伝えする『SENSE TRUST Inside』。今回は、執行役員 大阪本社営業統括の澤田人輔にスポットを当て、前回のチームインタビューでお伝えしきれなかった澤田個人の魅力をたっぷりとお届けしたいと思います!
好きなことにはとことん没頭するタイプ── プロ格闘家を目指し、青春を捧げた大学時代。
── 澤田さんは、浜松出身だそうですね。どんな学生時代を過ごしましたか?
はっきり言って、何の取り柄もない学生でした(笑)。勉強や運動が特別出来るわけでもなかったし、小学校3年から続けていたサッカーも、高校1年の時に監督と喧嘩をして辞めてしまったり。学校ではいわゆる明るいグループに属してはいましたが、特にクラスの人気者というわけでもなく。そういう自分を変えたいという思いはずっと持っていたけれど、だからと言って特に何か行動を起こしたりもしませんでした。
でも、洋服が好きで、古着屋めぐりをしたり好きなことはちゃんと楽しんでました。雑誌を見ながら研究したり、ビンテージものについて古着屋の人にいろいろ教えてもらったり、かなり熱中してましたね。当時はお金がなかったので全然欲しいものは買えなかったけれど、自分で服をリメイクしたり。学校のジャージも勝手にリメイクして、僕だけフレアパンツでした(笑)。
── それはなかなか個性的ですね(笑)。そんな高校時代を経て、大学は関西の大学に進むことにしたそうですね。
それまで浜松から出たことがなかったので、大学は東京に行きたいと思っていました。当時、環境やバイオの分野に興味があって、ちょうど自分が行きたいと思う大学が東京にあったんです。ところが、全然学力が足りなくて受験で落ちてしまい、結局は関西大学に進学しました。ちなみに、大学には5年間通いました。
── 5年間! どんな学生時代だったのか詳しく聞きたいです。
大学時代は、格闘技をずっとやっていました。中学・高校の時は、総合格闘技イベント『PRIDE』の全盛期で、僕自身ももともとは試合を観るのが好きだったんです。それが、そのうち自分でもやってみたいと思うようになって、実際に始めてみたら途端に夢中になりました。元来、好きになったことには没頭しやすいタイプで、その時も本気でプロの道に進もうと思って道場に入ったんです。そこからは練習漬けの日々で、生活費を稼ぐために夜中に働いて、結果的に学校は後回しになってしまいました。格闘技の練習をして、バイトをするだけの生活だったので、大学5年間で友達もほとんどできませんでした。

── そこまで夢中になっていた格闘技に対して、諦めるという決断をしたきっかけは何ですか?
一番はやっぱり圧倒的な実力の差を感じたからですね。格闘技の世界はとても華やかに見えるんですが、実際は非常に厳しい世界で、ピラミッドのように明確に階層化されています。スポットライトを浴びることができるのはトップにいる一握りで、ピラミッドの下の方は本当に地味な世界なんです。それなのに、その地味な位置にいる人たちですらとても強くて、この世界で勝ち抜くことの難しさを痛感しました。これだけで食べていけるようになるには、どれだけの時間がかかるのかと。実際に、格闘技一本で稼げている人は、スポンサーがついていたり、ジムを経営していたりするごく一握りです。現実的に大学卒業後の進路を考えた時に、ここが辞め時だと感じました。
── その決断に悔しさは残りましたか?
格闘技は本当にすごくすきだったので、結果が出せなかったことに対して悔しさが全くないと言えば嘘になります。当時は真面目に格闘技と向き合っているつもりでいたけれど、今考えると努力が足らなかったし、全く考えて練習していなかったと思います。プロになれていたら人生も違っていただろうなと思うこともありますが、それが挫折経験として苦い思い出になっているかというと、全くそういう感じではないですね。僕は挫折や悔しさをあまり感じないタイプで、すぐに気持ちが切り替えられるんです(笑)。格闘技を諦めて就職するという道を選んだけれど、働くからには格闘技の道に残った人たちに負けないくらい仕事で結果を出していきたいと思っていました。
今中代表との出会いと、仕事を任されないことに焦燥を募らせた新人時代。
── 大学卒業後は大手の不動産仲介会社へ就職されましたが、不動産業界を選んだ理由は何ですか?
正直なところ、不動産業界に対して特に思い入れがあったわけでは無いんです。ただ、格闘技で「結果を出す」ということの難しさを痛感していたので、仕事では自分が努力したことが収入に結びつく営業職が良いと思っていました。努力したことに対する対価が得られる仕事が良いと思っていたんです。とはいえ、周りの同級生が一生懸命就活をしている時期に僕は格闘技の試合に出ていたので、タイミング的に受けられる会社が限られていました。その中で出会ったのが不動産業界だったわけです。最終的に2社から内定をもらい、先輩などのアドバイスも参考にしながら住友不動産販売株式会社に決めました。

── その会社で今中代表と出会ったわけですね。
今中とは同期だったんですが、内定式で同期が50人近くいる中で彼だけオーラを放っていて、ひと目でこの人がライバルだ!と直感しました。この人を倒せば、自分が一番になれると思ったんです(笑)。でも、実際に仕事をはじめたら、到底勝てませんでした。今中は、気持ちと行動力が僕ら同期とは圧倒的に違っていたんです。強い意志と明確な目標設定があって、そこに進んでいく行動力がとにかくすごかった。自分もそのようになりたいと思ったけれど、全く足元にも及ばない状態でした。
今中が新人の時からバリバリ仕事をしているのに対して、自分はそもそも仕事が無い状態。僕たちの仕事は、担当エリアが決まっているんですが、良いエリアを担当している先輩がいて、そこに入っていくことができないんです。入社して最初の2年は、先輩の契約書を作ったりチラシを撒いたりという先輩の手伝いがメインで、自分の仕事は夜になってやっとできるという感じでした。
── 思い描いていた仕事とは違うと感じましたか?
感じましたね。でも今振り返ると、仕事を任せてもらえなかった当時の自分自身に問題があったと思います。その頃は営業車も2年間乗れなくて、自転車で物件から物件を移動していました。ところが、僕と同じタイミングで入社した中途採用の人は、最初から営業車に乗って、仕事も任せてもらえていたんです。結局、僕自身が仕事を任せてもらえるだけの信頼が得られていなかったのだと思います。どうしたら仕事を任せてもらえるのかを考えるわけでもなく、適当だったんでしょうね。今中を倒す!なんて思ってましたけど、蓋を開けてみれば今中だけでなく、中途採用の人にも負けて、同期の中でもビリみたいな感じで。そこまでの悔しさは、社会に出てから初めての経験でした。
── そうした気持ちをどのように切り替えていったのでしょうか?
気持ちを切り替えたというよりも、「自分の仕事は絶対にやり切って帰る」ということをひたすら続けました。どんなに仕事が多くても、その日の仕事は必ず責任を持って片付けるということだけはやっていこうと思ったんです。毎日遅くまで会社に残って仕事をしてましたから、当時は僕が一番働いていたと思います(笑)。でも、それを続けていくうちに、少しずつ結果が出始めるようになりました。そうなると、仕事がどんどん面白くなっていって、アイデアも出てくるわけです。その結果、4年目くらいには同期で初めて表彰してもらうことができました。
思考は常にシンプルに。憧れの対象を見つけ、その背中を追いかけることで自分の成長につなげていく。
── その後センス・トラストに転職した経緯は以前のインタビューでもお聞きしましたが、実際に働いてみて感じた「センス・トラストの魅力」を教えてください。
社員一人ひとりが前向きな姿勢で仕事をしているところだと思います。これは以前の職場ではあまり感じなかったことですね。会社にはいろいろな人がいますから、一緒に仕事をしているとネガティブな発言が目立つ人と出会うこともあるんですが、センス・トラストでは今のところそういう人はいないんです。これは、今中や小松の働く姿勢や想いが他のメンバーにも連鎖しているからだと思います。
── ネガティブにならないために、どのようなことを心がけていますか?
「いろいろなことを複雑に考えない」ということですね。例えば、トラブルや想定外のことが起こったら、まずは解決策や落着点を見つけ、そこに進んで行くにはどうしたら良いのかを考えれば良いだけだと思うんです。物事をできるだけシンプルに考えないと、自分がしんどい上に何も生まれないですから。
それと、ネガティブになりそうな時やストレスを感じたときの対策としては、筋トレですかね(笑)。自分に思いっきり負荷をかけて、「俺はやれる!大丈夫だ!」という思考に切り替える感じです。
あと、僕にとって特に大切なのは、憧れる人の存在ですかね。僕は自分自身に何も特別なものが無い人間だと思っています。だからこそ、目標となる人が必要なんです。今は今中や小松を目標として追いかけています。二人は僕たちと比べても桁違いに熱量があるんです。僕たちの今の仕事というのは、打席に多く立った方が良いみたいなところがあって、行動量が多い方が確実に成果に結びつくんですけど、今中も小松もとにかく行動量が多くて尊敬しています。

── お客様と接するときはいかがですか? 何か気をつけていることなどはありますか?
第一印象で、信頼できると思っていただけることでしょうか。不動産会社の営業というのは、お客様にとっての窓口です。お客様が不安に思っていることや疑問に思っていることに関して、各分野の専門家との窓口になり解決に導いていくことが僕たちの仕事ですから、いかにスピード感を持って対応できるかが大切だと思います。そのためにも、不動産取引に関わる各分野の信頼できるプロフェッショナルとつながりを持つようにしています。お客様は専門的な知識を求めているので、そこにきちんと対応していくことで信頼関係を築いていきたいですね。
── 澤田さんにとって、仕事の面白さというのはどういう部分でしょうか。
やはり、成果が目に見えるということだと思います。努力が結果として出て、そしてそれが報酬にも反映されるということは、仕事をする上でのモチベーションに繋がりますよね。また、自分で考えて仕事をしていけるというのも面白さのひとつです。やらされるだけの仕事よりも、圧倒的に楽しいですよね。前職の先輩に聞いてもらったら分かると思いますけど、僕は本当にポンコツで何もできない人間でした。今も能力が高いわけではないけれど、それでも自分の能力の中で最大限努力することが当たり前だと思っています。
センス・トラストの成長の一翼を担う存在として、楽しみながら新しいことに挑戦していきたい。

── 最後に、今後挑戦してみたいことと、来期に向けての意気込みをお願いします。
来期の目標としては、僕個人で売上を15億、粗利2億以上を目標にしていきたいと思います。これまでは3,000万円以下の取引が多かったんですが、その金額も上げて行きたいですね。
また、ディベロップメント事業など、今までやってこなかった事業にも挑戦したいと思います。扱う金額が大きくなる分だけリスクも大きくなりますが、それでも未経験のことに挑戦するのはワクワクしますね。これからも、常にそういう意識を持って仕事をしていきたいと思います。
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