17歳で決めた不動産業界への道。努力と誠実さを軸に不断前進。大阪本社・衣川仙太郎にインタビュー!

SENSE MAGAZINE

こんにちは! センス・トラスト株式会社です。

今回は、11月1日付でセンス・トラスト 大阪本社 買取再生事業部に入社した衣川仙太郎にインタビュー!高校時代の人生を変えたアルバイト経験から、不動産業界でのチャレンジについて、たっぷりとお話いただきました。


高卒で社会人へ。不動産業界で見つけた自分だけの成長曲線

── まず、学生時代のことをお聞きしたいです。どのような生徒だったか、何か打ち込まれていたこと、夢中になっていたことなどあれば教えてください。

小学生の頃に始めたバスケットボールをずっと続けていて、高校は推薦で強豪校へ進学させていただきました。その高校でバスケをやりたい一心で頑張ってきたのですが、入学後すぐにヘルニアを患ってしまい、部活を続けられなくなってしまったんです。
バスケ中心の高校生活を思い描いていたのに、目標を失い、当初は戸惑いもありました。

しかし、その中で始めたアルバイトが、自分にとって大きな転機となりました。ぽっかりできた放課後の時間を持て余すのが嫌で、地元の焼き鳥屋さんでアルバイトを始めたんですが、年齢も経験も異なる大人の方々と関わる中で、社会に出ることの面白さに気づいたんです。お客様と話す時間もとても楽しく、自分の知らない世界や価値観に触れることができました。高校生らしい生活とは少し違ったかもしれませんが、ほぼ毎日バイトに入って、日曜にはオーナーと一緒にほかのお店を巡って研究をしたり、楽しい時間でしたね。

── そのバイトの経験が、その後の進路にも影響を与えた部分があるのでしょうか。

そうですね。お客様の中には経営者の方も多く、接客中の何気ない会話の中からビジネスの話を聞くことも多くて、「大学へ進学するよりも、すぐに社会で働いてみたい」と思うようになりました。

不動産業界に興味を持ったのもこの頃です。学歴にとらわれず、実力で勝負できる世界だと聞き、とても魅力を感じました。高校2年の頃には、卒業後は不動産の道に進みたいと心に決めていましたね。

── 高校卒業後は賃貸仲介会社へ入社されたと伺いました。その会社へ入社することになった決め手は何だったのでしょうか。

当時通っていた高校は進学校だったので、高卒で就職する人のための対策がなかったんです。それで、親と一緒にハローワークへいって、卒業後にすぐに働けるところを探しました。選択肢は少なかったものの、フランチャイズの店舗をたくさん構えている会社を選んで応募をしました。会社の規模はそれほど大きくはありませんでしたが、いろいろなことにチャレンジをしている会社で、そこなら自分も多様な経験を積めると思ったんです。

卒業後はすぐにアルバイトとして週5で働かせていただき、そして4月から正社員として入社しました。

── 目指していた不動産業界への就職でしたが、実際に働いてみていかがでしたか。苦労したこと、印象に残っていることなどあれば教えてください。

思い描いていたよりもさらに楽しかったです。もともと、社会人になる自分への期待値はかなり高かったのですが、それを超えるほど楽しかったですね。

職場環境にもすごく恵まれて、同じ店舗の方々は比較的年齢が近かったですし、高卒の新卒入社は僕が初めてだったので、とてもかわいがっていただきました。憧れていた社会人になれたことが嬉しかったですし、残業すらも楽しかったです。主な仕事はカウンター業務だったので、高校時代にアルバイトで接客の経験を積んでいたことが生かされたと思います。

── また、苦労したことや大変だったことをどのように乗り越えましたか。

賃貸会社では日々、やりがいと成長を感じながらも、契約目標に向けたプレッシャーの中で働いており、学生時代には感じたことのない緊張感や責任の重さを経験しました。ただ、それは上司や先輩に責められるわけではなく、自分で自分を追い込んでいたんです。「まだ高卒だから、新卒だからこのぐらいでいいよ」と配慮されることが悔しくて、自分自身で目標を高く設定して、追い込んでいるという感じでした。

また、「不動産業界でこんな社会人になりたい」と思い描いていた姿はあったものの、実際は社会人としてのマナーも決してしっかりしていたわけではありません。そんなふうに、足りない部分も多くありましたが、だからこそ毎日自分が少しずつ成長しているのを実感できて楽しかったです。ぼんやり1日が終わっていた学生時代よりも、自分の進歩を感じられることが嬉しかったので、辛くて辞めたいということは一度もありませんでしたね。

特別な才能はないからこそ、努力で勝負する

── 賃貸仲介から大手売買仲介会社への転職を決めた理由を教えてください。

不動産業界に進もうと決めた当初から、いずれは売買をやりたいと考えていました。ただ、高卒の若手がいきなり売買に携わるのは現実的に難しく、まずは経験を積むために賃貸からキャリアをスタートさせるというのが、当初の計画でした。

そして、ある程度の経験を積んだタイミングで、当時の社長に相談をしたところ、「より多くの案件数を経験するには大手のほうがいい」とアドバイスをいただきました。一般的には、一緒に働いてきた社員が転職することに対して残念に思う方も多いかもしれませんが、僕自身にとって何が最善かを親身になって考え、背中を押してくださったことに心から感謝しています。

その社長の想いを絶対に無駄にしてはいけないと思い、その日の夜にすぐ、「宅建を持っていない自分でも入れる売買仲介会社はどこだろう?」と必死に探し始めました。そして、売買の中でも幅広い不動産を扱っている会社に魅力を感じ、一番規模の大きい会社に応募しました。

── 賃貸仲介とは仕事の内容がまったく異なると思いますが、実際に売買仲介会社で働いてみていかがでしたか。

賃貸仲介では1年目から安定して契約数を伸ばすことができていたので、正直「自分はできる方だ」と思っていました。しかし、転職後は思うような成果が出ず、初めて大きな挫折を味わいました。「もっとできると思っていたのに…」と自信をなくしかけたこともあります。
しかし、入社2年目の頃、新しい店長が赴任したことをきっかけに状況が少しずつ変わり始めました。その方は、僕のような新人にも裁量を与えてくれる方で、それまでは「若手」として守られているような感覚だったのが、実力以上の仕事を任されるようになり、責任感が芽生えていきました。
やがて新卒の教育担当も任され、「自分が引っ張っていかないと」という意識が強くなりました。そこからは、ただがむしゃらにやるのではなく、戦略的に考えながら仕事に向き合うようになったと思います。3年目にはタワーマンション攻略チームのリーダーも任され、徐々に成果も出せるようになりました。

── これまでの経験で得たご自身の「強み」とは何だと思いますか。

不動産の仕事は、感性のようなものが求められる場面もあって、生まれ持ったセンスで活躍している人が本当に多いんです。でも僕自身は、売買仲介の会社に入って挫折を経験したことで、人より秀でた才能やカリスマ性はないけれど、自分自身はコツコツ努力をしていくタイプだと知ることができてよかったと思っています。感覚よりも努力。どうやったら自分の仕事に自信が持てるのか、自分の強みは何なのか、自分自身を見つめ直すことができたと思います。

今僕が考える自分の強みは、粘り強く努力を重ね、自分の中の「正解」が明確になった時に自信を持ってお客様にアピールできることです。

センスのファンから一員へ。「誠実さ」を武器に、大きなチャンスを掴んでいきたい

── その後、センス・トラストに入社することになった経緯を教えてください。

前職では4年間勤務し、任された仕事はひと通りこなせるようになっていました。当時の自分にとっては、その仕事の中でやりきった感覚があり、これ以上は役職がつかないと新しいチャレンジができないという、ある種の「頭打ち」を感じていました。
「もっと幅広い仕事に挑戦したい」と思うようになったものの、すぐに転職を決意したわけではなく、1年ほどは模索する時間を過ごしていました。
そんなとき、転職を決意するキッカケとなったのが、井上侑亮さん(現センス・トラスト取締役 東日本営業本部長)との出逢いでした。井上さんを通じてセンス・トラストと何度もお取引をさせていただいていたのですが、その中でセンス・トラストの仕事ぶりに惹かれ、僕自身もファンになっていました。創業からものすごい勢いで会社が成長して、その中で成果を出している井上さんのお話を聞けば聞くほど、営業がチームとして機能している環境だなと。他の会社では感じたことのない熱量を感じたんです。
ある日、井上さんから「社長と澤田さんと食事をしよう」とお声がけいただき、実際にお二人とお会いさせていただきました。近い世代で、あれほど楽しそうに、そして真剣に仕事に向き合っている方々を見たのは初めてで、その姿がとても格好良くて、センス・トラストで働きたいと思い、気がついたら社長と握手をしていました。
誠実さと仕事に対する真っ直ぐな想いが、心に刺さったのを覚えています。

── その後、実際にセンス・トラストに入社してみていかがでしたか? 社内の雰囲気や前職との違いで驚いたことなどあればお聞きしたいです。

僕が外からセンス・トラストを見てファンになった理由が、仕事の柔軟さやスピード感だけでなく、社員一人ひとりが仕事に熱狂して、会社の成長を願い、同じ方向を向いて努力をしているところが、格好いいと思ったんです。

その思いは、実際に入社してもギャップを感じることがなく、むしろ「やっぱりすごいな」と思うことが多いです。

── センス・トラストで働くにあたって、会社から衣川さんに与えられているミッションはありますか?

前職では大阪市内のタワーマンションを中心に担当していましたが、今後はセンス・トラストの本社がある大阪市内全域を、自分のフィールドとして開拓していくことが求められています。

大阪市内は関西でも特に競争が激しいマーケットです。その中で、自分が「大阪市内といえば衣川」と言っていただけるような存在になることを目指しています。もちろん、そのためには知識や経験、行動量が今以上に必要です。だからこそ、より多くの案件に向き合い、扱う不動産の幅も広げていきたいと思っています。マンション用地や収益不動産、事業用物件など、センス・トラストが扱うさまざまな領域に挑戦し、自分の成長の幅を広げていきたいです。

── 衣川さんが仕事をする上で大切にしていることは何でしょうか。

常に誠実でいることです。

どんな時でも真面目に、コツコツ、腐らずにやり続けること。そして、関わってくださるすべての方に誠実に向き合い、信頼を築いていくこと。それが最終的に自分の武器になり、結果として大きなチャンスにつながると信じています。

── 最後に、今後の展望やセンス・トラストでチャレンジしてみたいことがあればお聞きしたいです。

まずは中途採用として入社しているので、即戦力としてしっかり結果を出すことが直近の目標です。大きな案件かどうかに関係なく、一件一件を丁寧に積み上げて、毎月コンスタントに成果を出せる状態をつくる。その積み重ねの先に、自分のやりたいことを実現できる環境が見えてくるはずです。

結果を出すことはもちろんですが、その過程でどれだけ誠実に、真剣に仕事と向き合えるかを大事にしていきたいですね。


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